FC2ブログ

歯止めのオトコ 1 【 失楽園 】

2019.05.19(Sun) | EDIT

誰でも、異様にモテル時期というものがあるらしい。
当時の私がまさにそうだったように思う。
常時続いている関係の男以外でも、いろんなところで声がかかる。
もっぱら社内の男が多かったが、これ以上社内不倫を重ねることはさすがに気が引けた。
男同士が繋がらないとも限らないからである。

その頃の私は、街でもよくナンパされた。
誰でもいいから肌を重ねて失楽園の彼の淋しさを紛らわしたかったけれど、行きずりの男を相手にするまでは、私はまだ堕ちてなかったようだ。

  いつまでも、このままではいけない。

  歯止めをしないと。。。


その頃の私には、社外の人で付き合っている特定の男がいた。
彼は私がバイト先で好意を持った男。
いつも男グループでお店に来ては、女の子とお喋りやカラオケを楽しんでいた。
彼の十八番は「浜田省吾」
私は声フェチだから彼の一声で参ってしまった。
他にも、私は彼に本能的にそそられる何かがあった。
彼の仕草ひとつひとつが、私の性を刺激した。

いつも女と一緒にいる彼。
でも特定の相手はいなくて、遊んでいる感じ。
私は彼に軽く仕掛けてみることにした。

「 あなたが好きです。付き合ってください。遊びでいいから 」 
彼の返事は、
「 俺の友達が君のことを気に入ってるんだよね~ 」
「 そんなこと言われても、私が好きなのは貴方だし 」

何度かグループ交際の後、私は彼と付き合うことになった。
彼は友達と話をつけて、俺がもらう! と、宣言したらしい。
彼の前では私は普通の女の子だった。
不倫なんて影もない、一途な女の子。
彼に尽くすことで、私は他の男との縁を絶とうと試みた。
でも彼は私以外にも女がいて、私は特定の彼女になかなかなれなかった。
彼が他の女と会っていると思うと、淋しさから私も別の男を求めた。
いつまでたっても " イタチごっこ "
彼では歯止めとならないのか?
私だけを必要としてくれる、私の存在を認めてくれる人ではないのか?
お願いだから、私を束縛して離さないで。


FC2 Blog Ranking
関連記事
スポンサーサイト

Category: 失楽園

13:38 | Comment(0) | Trackback(-) | PageTop↑

コメント

PageTop↑

コメントの投稿


プロフィール

artemis

Author:artemis
夜になると目覚める、もう一人の私。。。

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR